レーシングライダー北川圭一の2005年の世界での活躍をあますところなく皆さんにお伝えします。
2005年FIM世界耐久選手権、開幕戦のアッセン500kmは3月28日、オランダのアッセンTTサーキットで決勝が行われ、カストロール・スズキのゼッケン2番、バンサン・フィリップ、北川圭一組がフリー走行、予選、決勝のすべてを通じて他車とは次元の違う速さを見せつけ、ポール・トゥ・フィニッシュで優勝し、見事に開幕戦を飾った。
2005年3月26日、一昨日(3月24日)に38歳の誕生日を迎えた北川圭一選手が満を持してフル参戦するFIM世界耐久選手権の開幕戦「アッセン 500km」は小雨の降る中、オランダのアッセンTTサーキット(1周3.881km)でフリー走行が行われ、カストロール・スズキでの北川圭一選手のチームメイトであるバンサン・フィリップ選手が最高タイムをマークした。北川圭一選手も2番手のタイムを叩き出し、カストロール・スズキがフリー走行ではトップとなり順調な仕上がりを印象付けた。なお2位と3位は「Yamaha Austria Racing Team」が占める結果となった。
午後から小雨のやんだサーキットで行われた予選でもカストロール・スズキ(バンサン・フィリップ、北川圭一組)の優位はまったく揺るぐことはなく、1分23秒566で2位に1秒以上の差をつけてポールポジションを獲得した。また「Team Suzuki Nederland」が1分24秒909で2位につけたため、スズキは1-2体制となり、3位と4位が「Yamaha Austria Racing Team」という状態で決勝を迎えることとなった。
| 順位 | No. | ライダー | マシン | チーム | ラップ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 北川圭一 バンサン・フィリップ |
GSX-R1000 | SUZUKI CASTROL TEAM | 1:23.566 |
| 2 | 19 | B・Veneman J・Janssen R・V・Steenbergen |
GSX-R1000 | Team Suzuki Nederland | 1:24.909 |
| 3 | 7 | I・Jerman G・Giabbani |
YZF-R1 | Yamaha Austria Racing Team | 1:25.113 |
| 4 | 77 | H・Saiger T・Hinterreiter |
YZF-R1 | Yamaha Austria Racing Team II | 1:25.640 |
| 5 | 3 | W・Nowland D・Cudlin A・Notman |
YZF-R1 | Yamaha Phase One Endurance | 1:26.032 |
| 6 | 6 | M・Rohtlaan B・Wylie C・Hogan |
YZF-R1 | Shell Endurance Academy | 1:26.924 |
| 7 | 5 | T・Rothig T・Czyborra |
GSX-R1000 | Bridgestone Bikers Profi | 1:26.973 |
| 8 | 8 | M・Kellenberger D・Morillon P・Muff |
ZX10R | Bolliger Team Switzerland | 1:27.146 |
| 9 | 111 | S・Scholten R・Winkel |
ZX10R | Pajic Kawasaki | 1:27.732 |
| 10 | 666 | J・Hutchins K・Falcke S・Mizera |
ZX10R | Diablo 666 Bolliger | 1:27.810 |
そして迎えた3月28日。13時45分(日本時間20時15分)から行われた決勝レースでもカストロール・スズキはスタートからトップを走り、他車がなかなかタイムを縮められずにいる中、他車とはまったく次元の違う走りでラップ毎に2位以下を引き離していく。レース12周目にペースカーがコースインし、レースが再開した19周目には、先頭を行くカストロール・スズキと2番手との差は約40秒にまで広がっていく。レース中盤、強い雨により転倒するチームもある中、カストロール・スズキはノートラブルで終始トップを走り続け、終わってみれば2位に2周もの大差をつけ、見事に開幕戦でポール・トゥ・フィニッシュを飾った。北川圭一選手の加入で「ドリームチーム」とも呼ばれた優勝候補が、初参戦の世界耐久選手権で下馬評どおりに優勝を果たした貫禄のレースとなった。
北川圭一選手のコメント
「事前に聞いていたとおり、アッセンはすごく難しいタイムの出しにくいコースでした。でも、初めてここを走って優勝できたことはすごく嬉しい。初めての世界選手権フルエントリーの初戦で優勝して、僕にも自信がついたし、GSX-Rシリーズが誕生して20周年という節目のシーズンだから、スズキにとっても重要なシーズンにいいプレゼントができました。シーズンインからいいスタートが切れました。」
| 順位 | No. | ライダー | マシン | チーム | ラップ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 北川圭一 バンサン・フィリップ |
GSX-R1000 | SUZUKI CASTROL TEAM | 130 |
| 2 | 8 | M・Kellenberger D・Morillon P・Muff |
ZX10R | Bolliger Team Switzerland | 128 |
| 3 | 666 | J・Hutchins K・Falcke S・Mizera |
ZX10R | Diablo 666 Bolliger | 127 |
| 4 | 3 | W・Nowland D・Cudlin A・Notman |
YZF-R1 | Yamaha Phase One Endurance | 126 |
| 5 | 7 | I・Jerman G・Giabbani |
YZF-R1 | Yamaha Austria Racing Team | 126 (+0:38.788) |
| 6 | 12 | T・Andersson N・Carlberg |
GSX-R1000 | Team Fagersjo-el.se | 125 |
| 7 | 6 | M・Rohtlaan B・Wylie C・Hogan |
YZF-R1 | Shell Endurance Academy | 125 (+0:18.136) |
| 8 | 4 | P・Tessari R・Ricci |
YZF-R1 | Team X-One | 125 (+0:36.202) |
| 9 | 21 | K・Jennes M・Bruning T・Roth |
ZX10R | Team RMT 21 | 125 (+0:37.585) |
| 10 | 19 | B・Veneman J・Janssen R・V・Steenbergen |
GSX-R1000 | Team Suzuki Nederland | 125 (+1:23.078) |


